Working Group

OCP Japanでは現在以下のWorking Groupが活動中または活動開始準備中です。
Working Groupに参加いただくにはOCP Japanのメンバーであることが条件となりますので、参加ご希望の皆さまはOCP Japan事務局 contact*opencomputejapan.org (「*」 を「@」に差し替えてください)宛にご連絡ください。

  Proof of Concept WG

概要及び目的

OCP CERTIFIED/READYのサーバ、ストレージ、オープンラックなどの検証からPoC(Proof of Concept)を実施し、システムアーキテクチャから日本市場の技術条件に一致した各種仕様の検討/策定を目的とします。

内容

(1) OCPコンポーネントの調達方法、注文方法の確認
(2) コンポーネントの仕様、数量、付属品の把握
(3) コールドアッセンブリ(開梱組立)ハンズオンの実施(電力供給無し)
(4) コールドディアッセンブリ(分解梱包)ハンズオンの実施
(5) 実証実験値でのホットアッセンブリハンズオンの実施(電力供給有り)
(6) 運用コンディション測定

  • 吸気、廃気温度、湿度、圧力等の測定
  • サーバ内温度と消費電力の測定
  • 送風ファン回転数変動による変化の確認

(7) サーバ内における流線の観察(可能であれば)
(8) 上記ハンズオン、および実証実験結果の報告と発表

 

 

  Compliance & Interoperability WG

概要及び目的

OCPJ C&I WGはOCPが定義したガイドラインにとどまらず、日本の市場が要求する日本独自のスペックやS/Wレイヤー、OSSコンパチビリティまで含めたOCPJ推奨仕様を検討する。

内容

(1)OCP C&I Projectの内容の理解

  • ドキュメント、スタンダード、ベストプラクティス
  • ソフトウェアフレームワーク、ツール、アーキテクチャー
  • C&I Certification

(2)ITRI’s(台湾工業技術研究院) Certification Labの理解と協業

  • Objectives、プロセス
  • OCPJとのコラボレーション方法、内容検討

(3)日本市場のCertificationに関する要求の理解

  • 対象製品、システム、日本独自のスペック、S/Wレイヤー

(4)日本のユーザー、サービサーのためのOCP認証機能の定義とOCP認証方法の検討およびProof of Conceptの実施

  • OCP認証、 OCPJ推奨(日本独自のスペック、S/Wレイヤー、OSSコンパチビリティ)

 

 

 

  Future Lab WG

概要及び目的

High Performance Computing Cloud やApplication Frameworkなど将来のためのリサーチを行い、新たなC&Iチェックリストを提案し、OCPとオープンソースコミュ二ティに貢献する。

内容

(1)High Performance Computing Cloud(大規模計算、ビッグデータ処理)
(2)Application Framework(echo PHP, echo Ruby)
(3)Compliance & Interoperabilityの将来スコープ検討、テスト項目検討、テスト方法作成

参考資料:OCP APAC Engineering Workshopdeでの発表資料です。

 

 

  HVDC WG

概要及び目的

消費電力量の削減を図り、給電信頼度を高め、省スペースを実現するHVDCシステムをデータセンタ向けの日本発の技術としてOCPに提言する。

内容

(1)HVDCシステムの広報活動
(2) GUTP(グリーン東大)DCIM-WG HVDC-SWGと連携した標準化

 

 

  Earthquake measures WG

概要及び目的

日本での地震対策概要をドキュメント、ホワイトペーパーとして整理し、OCPに提言する。

内容

(1)地震対策(日本国内)

  • 建築基準法(構造基準の改正と阪神大震災後、東日本大震災後)
  • 建物構造への適合(耐震、制震、免震、縦方向対策)
  • 既存建物への適合(耐震改修、免震改修、床免震 他)
  • 免震建物への設備適合事例(電気配線、空調配管、衛生配管 他)

(2)免震建物Tour

  • OCP-AP, OCPJ workshop等の際、 免震建物、 免震改修建物 Tourを開催

 

 

  Public Relations WG

概要及び目的

OCP及びOCPJ(またはOCPT)の活動状況を外部に発信する、及び、OCPの活動の推進。

内容

(1)情報発信(外部)

  • ローカライズされたOCPドキュメントの公開
  • OCPJ成果物の公開
  • OCP,OCPJ,OCPTのイベント情報の発信
  • 記事、出版物の紹介
  • OCP関連情報の共有

(2)情報発信(内部)

  • OCPJのイベント情報、活動情報の共有
  • OCP/OCPT関連情報の共有
  • イベント案内

(3)ロゴ、シンボルマーク管理:レギュレーション作成とマスター管理
(4)テンプレート管理:発表資料などのテンプレート管理
(5)イベント企画:ハッカソン、セミナーなどOCPJのイベント企画、運営
(6)プレス対応:一時窓口対応
(7)OCP関連ニュースの蓄積:関連ニュースのチェック、発信情報の把握

 

 

  Translation WG

概要及び目的

OCPが発行する各種ホワイトペーパーなどを日本語に翻訳する。また、その成果物である日本語ドキュメントを広報WGから配布することで、Open Computeに関する情報共有を促進する。

内容

(1)用語に関する取り決め
(2)翻訳すべきドキュメントの選定
(3)翻訳作業と有識者による校正
(4)翻訳ドキュメントの公開
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